collection of works

Publication January- 2024

釜ヶ崎パッション 細見大悟

釜ヶ崎パッション 細見大悟

釜ヶ崎では歌や音楽は皆のものだ。通りでも酒場でも歌や音楽に溢れている。
それは音楽へのパッションだ。私も三角公園のステージで演奏してきたけれど
公園に集まった人たちが音楽をとても楽しみにしていることをひしひしと感じた。
歌や音楽は、釜ヶ崎に住む人達にとって、楽しみであると同時に生きる糧、生きる力なのだと思う。そんな音楽の力、労働者と歌い手のパッションをこの写真集で記録したかった。  
作者キャプションより抜粋

2024-02-26 21:07:20
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猫街 西成編 長本淳

大阪に住んだことがない人間でも
一度は聞いたことのある地名「西成」。
簡易宿泊施設が集中する釜ヶ崎や元遊郭跡の飛田新地を含む
かつての濃い大阪が残る街である。
まだ無機質な高層ビルに浸食されきっていないゆえに
路上で猫に遭遇することの多い猫街でもある。
そんな西成では、時折「猫しかいない風景」に出くわすことがある。
まるで昔からそこにいたかのように
飄々と景色に馴染み佇んでいたりするのだ。
その瞬間、猫こそがこの街の真の住人ではないか、という気がしてくる。
家と家の隙間、軒下、塀や屋根の上を自由に往来する彼らは
人間よりもよほど街のことを知っている。
時代性や価値観とも無縁に、ただ逞しく健気に生きている。
ある種の羨望を覚えながら思う。
この猫たちと彼らを優しく包み込む街を
いつか消え去るであろうこの風景を
記憶に留めたいと。

作者キャプションより

2024-02-27 17:37:19
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FUHEN 竹内彩乃 photozine糸綴じ製本 A5判 28P

データが消えても本は残る。そのとき感じたものを留めておける。だから本を作りたいと思った。 
作者キャプションより

2024-03-13 17:27:45
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残景 ハヤシシゲミツ A4判 40頁

川のせせらぎを聴きながら道を進む。 天気には恵まれたが冬の風は冷たい。

温泉街では廃業した宿泊施設や店舗の 廃墟化が進んでいる。

それらを眺めていると 自身が幼少の頃、家族と温泉地で過ごした 記憶が薄っすらと蘇る。

時代の変化とともに取り残された痕跡は 私に何かを訴えてくる。

残された景色。
それらは懐かしく
また憧憬すら覚えるのである。

作者キャプションより
2024-04-02 16:11:58
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